<20>6つの係数 ~まとめ
1. 終価係数 現在の資金を複利運用すると将来いくらになるかを求める
2. 現価係数 将来の目標金額を複利運用で得るために現在必要な額を求める
3. 年金終価係数 複利運用しながら毎月一定額を積み立てると将来いくらになるかを求める
4. 減債基金係数 目標金額を達成するために一定額を積み立てる場合の積立額を求める
5. 年金現価係数 毎年一定額を受け取る(返済する)ために必要な必要元本(借入可能額)を求める
6. 資本回収係数 現在の資金を複利運用しながら取り崩すときの受取額を求める
さてこの6つの係数
試験にはどうでるのか、去年の問題を見てみると
(31) 利率(年率)3%の複利で6年間にわたって毎年40万円を返済する計画により、
自動車ローンを組む場合、借入可能額は、( )となる。なお、計算にあたっては下
記の〈資料〉を利用するものとする。
〈資料〉利率(年率)3%・期間6年の各種係数
年金現価係数 年金終価係数 終価係数
5.4172 6.4684 1.1941
1) 2,166,880円
2) 2,587,360円
3) 2,865,840円
答えは 正解 これは年金原価係数
と、いうように、どの係数を使うかが分からないとね
しかし、かしこいみなさんは気づいているはず。
終価 と現価 ときたら 将来いくらになるが終価で、今いくら必要?が現価 でOK
なんだけど、積立ときたら終価が 年金終価係数
現価が 年金現価係数 ならいいけど減債基金係数なんだよね
そして、取り崩すという年金型のが現価が年金現価係数 で
終価が 資本回収係数と なんか規則性がない
おぼえにくい
よって、リラ家では分担して覚えよう
終価係数・原価係数 担当
今ある貯金を複利運用 将来いくら?が終価係数 今いくら必要?が原価係数
年金終価係数・減債基金係数 担当
毎月の給料を積立て複利運用 将来いくらが年金終価係数・今いくら(積立額)必要?が減債基金係数
年金現価係数・資本回収係数 担当
取り崩す年金型 ローンの借り入れ可能額と取り崩すために今いくら必要?が年金原価係数で…
ぽつん じゃ君、資本回収係数担当ね 退職金など取り崩しながらいくらずつ受け取れる
ってやつね
へいっ
じゃあ、もう一問
(31) 元金1,000万円を、利率(年率)1%で複利運用しながら10年にわたって毎年均等に
取り崩して受け取る場合、毎年の受取金額は、下記〈資料〉の係数を使用して算出す
ると( )となる。
〈資料〉利率(年率)1%・期間10年の各種係数
終価係数 減債基金係数 資本回収係数
1.1046 0.0956 0.1056
1) 956,000円
2) 1,056,000円
3) 1,104,600円
はいっ ですねぇ これは 資本回収係数
ブーブー 答えたい またね
毎回こんな感じで、1問出題されている。
名前と使い分けを覚えておこう
やはり、マンガのテキストだけでは物足りない
リラママは、+普通のテキスト + 問題集 で進めている